市長選挙

松本市長選挙 開票結果速報2020 情勢予想や出口調査・立候補者の公約・投票率まとめ

▼確定した開票結果を追記しました▼

2020年3月15日に長野県、松本市長選挙(松本市市長選挙)が投開票となります。

本記事では松本市長選挙2020の確定した開票結果を開票速報としてまとめています。

NHKや各報道による最新の出口調査から投票率・争点・当選者・落選者の当確情報・立候補者の公約や経歴・プロフィールなどについてもまとめていきます。

2020年の松本市長に立候補者したのはいずれも無所属新人で、元長野県議の百瀬智之氏(37)、元NHK解説委員の臥雲義尚氏(56)、元テレビ朝日記者の花村恵子氏(52)、元長野県職員の大月良則氏(59)、歴史研究家の米田龍二氏(75)、会社役員の上條邦樹氏(50)の計6名です。

【確定】松本市市長選挙2020|開票速報・開票結果・NHKの最新出口調査・当確情報・投票率

松本市市長選挙2020の開票結果については以下のとおりです。

▼確定済みの開票結果▼

結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
36357臥雲 義尚56無所属政治団体役員、元NHK解説委員
がうん よしなお
26238大月 良則59無所属無職、元長野県職員
おおつき よしのり
15841花村 恵子52無所属介護福祉士、元テレビ朝日記者
はなむら けいこ
13561百瀬 智之37無所属会社役員、元長野県議
ももせ ともゆき
1101上條 邦樹50無所属会社役員
かみじょう くにとし
646米田 龍二75無所属歴史研究家
よねた りゅうじ
  • 告示日:2020年3月8日
  • 投票日:2020年3月15日
  • 定数 / 候補者数:1 / 6
  • 執行理由:任期満了
  • 有権者数:195,385人
  • 投票率:48.38%

松本市長選挙|2020年の争点や情勢・優勢や当確予想

2020年の松本市長選挙は、市長を4期務めた現職菅谷昭氏が引退し、長野県内市長選で戦後最多となる新人6人が争う選挙戦となりました。

 

前回2016年の市長選は、現職菅谷昭市長が民主党、共産党、社民党、連合長野、業界団体、各地の市議などから支援を受け手堅く勝利を収めました。

結果氏名党派新旧得票
菅谷 昭無所属現職53,978
臥雲 義尚無所属新人35,850
鈴木 満雄無所属新人5,457

 

ただ、3月の投票日に対して出馬表明1月、政策発表2月と出遅れていた臥雲義尚氏が1万8000票差まで迫るほど支持を広げたことは特筆すべきかも知れません。

また、2012年市長選挙では菅谷昭氏が無投票で3回目の当選を果たしました。

 

さて、今回2020年の松本市長選挙では6人の立候補者が6人とも自身に政党色がつくことを嫌い、政党からの支援を積極的には受けない姿勢を取っています。

 

これは、2000年に田中康夫氏が初当選した長野県知事選など過去の長野県の選挙で大政党からの表立った支持を受けることが必ずしも有利に働いてこなかったという地域特有事情の現れなのかも知れません。

 

候補者の姿勢に加え、政党側から見ても各政党支持層の市長選候補への支持が様々な候補に分散しており、一本化が困難となっています。

 

そのため、主な国政政党のうち自民党、立憲民主党、国民民主党、公明党、日本維新の会、共産党は自主投票となり、唯一社民党系の「松本市政を共に創る会」のみが花村氏支援を明言する状況です。

 

また、連合長野は臥雲氏支持を表明していますが、連合内に花村氏支持の声も根強く推薦とはできない事情もあるようです。

 

さらに、各政党に所属する議員の動きもそれぞれです。

たとえば、松本市を含む衆議院2区選出・国民民主党の下条みつ衆議院議員は自身の支持者のなかで今回の市長選での支持が多い百瀬氏、臥雲氏、花村氏、大月氏の4氏の出陣式に顔を出しています。

 

一方、同じく松本市を地盤とする自民党の務台俊介衆議院議員は、臥雲氏、大月氏の両氏の演説に訪れているなど、支持する候補者を一本化できない状況です。

 

以上のように、今回の松本市長選立候補者は全て組織力による票固めには頼らない姿勢を見せており、各候補の力量が真に問われる選挙だと言えるのかも知れません。

 

このような状況のなか、告示約1週間前の地元新聞社の世論調査では突出した支持を集める候補がいないものの、臥雲氏がわずかに先行し、大月氏、花村氏、百瀬氏が追う状況と伝えられています。

 

ただ、臥雲氏は4年前の市長選に立候補し3万500票以上を獲得し次点となっており、告示前時点の調査だからこそ知名度で先行していたという影響が出ていたに過ぎない可能性もあります。

 

したがって選挙戦が進み他の候補の認知度が上昇したあとで、どのように支持状況が変化していくのか予測がつかないともいえるでしょう。

 

投開票日まで選挙戦の行方に注目を続けてまいりましょう。

松本市長選挙 2020年立候補者の政策(公約・マニフェスト)やプロフィール経歴など

百瀬 智之(ももせ ともゆき)の経歴やプロフィール

  • 名前:百瀬 智之(ももせ ともゆき)
  • 現年齢:37歳
  • 性別:男性
  • 党派:無所属、元長野県議
  • 肩書き:会社役員
  • 学歴:長野県松本深志高等学校、中央大学法学部法律学科卒業、上智大学法科大学院修了
  • 職歴:行政書士業、学習塾経営、衆議院議員(1期)、長野県議(2期)

上智大学法科大学院修了後、行政書士事務所勤務、学習塾経営などを行う。2012年衆議院選挙に長野2区より日本維新の会公認で立候補し比例復活で初当選したが、2014年衆議院選挙で落選した。2015年長野県議会議員選挙に維新の党公認で立候補し県議初当選。以来県議を2期務めた。

主な公約・政策主張

百瀬氏は、現菅谷市政の健康福祉施策重視の方向性や財政への配慮姿勢を評価しています。しかしながら、インフラ投資を計画的に進めてこなかったしわ寄せがきていると指摘し、現職が引退する今、活気ある松本へシフトチェンジする好機だと訴えています。

また、人口減少・少子高齢化社会を支えられる若者たちが街に戻ってこない現状に強い危機感を持ち、人々を引きつけるまちづくりを中心市街地から始めたいを訴え、以下の公約を掲げています。

1.「環境先進都市・松本」の実現

・市有施設の環境先進モデル化
・循環型社会の構築
・子供に優しいまち

2.中心市街地の活性化

・女鳥羽川好演と城下町マルシェ
・空き家、空き店舗を活用したエリア再生

3.トラムの導入

・歩いて楽しめるまちづくりの実現
・使い勝手の良い公共交通
・渋滞解消

臥雲 義尚(がうん よしなお)の経歴やプロフィール

  • 名前:臥雲 義尚(がうん よしなお)
  • 現年齢:56歳
  • 性別:男性
  • 党派:無所属
  • 肩書き:政治団体役員、元NHK解説委員
  • 学歴:長野県松本深志高等学校、東京大学法学部卒業
  • 職歴:NHK職員

東京大学法学部卒業後NHKに入社。新潟局を経て政治部に配属され内閣官房長官、外務省などを担当。また政治部選挙デスク、遊軍プロジェクト長、解説委員等を務めた。2016年松本市長選挙に無所属で立候補するも次点で落選した。

主な公約・政策主張

臥雲氏は、「健康寿命延伸都市」という旗印により健康・医療・介護都市というブランドイメージを築くことができた点で菅谷市政を評価していますが、成果を伴っておらず、地域包括ケアシステムなど各種施策の充実はこれからだとしています。

その上で「一人一人の豊かさ、松本を前に」をスローガンに以下の公約を掲げています。

分散型市役所で50年先のまちを描く

・市役所庁舎現地建て替え計画を抜本的に見直し、35地区の地域づくりセンターの体制・権限を強化、分散型の市役所を整備します。
・松本城を周辺地域を「歴史観光エリア」と位置づけ、外堀復元の早期実現により、新たな賑わいを創出します。

誰も置き去りにしない福祉政策を展開

・多世代多職種で支え合う「地域包括ケア社会」を実現します。
・市立病院の移転計画は、代替用地を再検討し早期実現を目指します。

次世代に対する予算を大幅に増額

・待機児童解消、嘱託保育士の処遇向上のため、公私連携型保育所の設置を推進します。
・12歳以下の子どものインフルエンザの予防接種費用を半額助成します。

切れ目なく先進的な交通インフラを構築

・自動運転バスを視野に、市民の足である路線バスの「公設民営体制」を確立します。
・松本駅の再開発を念頭に、交通ターミナルを強化。
・国道を始めとした道路の拡幅・整備と、自転車を活用した「自転車先進都市」を実現します。

《観光・環境・文化・商工・農業》X 先端技術

・日本屈指の資源を活かし、松本の稼ぐ力を底上げ。
・音楽・芸術・文化を経済的価値に結びつけ、クリエイティブ産業を育成します。

花村 恵子(はなむら けいこ)の経歴やプロフィール

  • 名前:花村 恵子(はなむら けいこ)
  • 現年齢:56歳
  • 性別:女性
  • 党派:無所属
  • 肩書き:介護福祉士、元テレビ朝日記者
  • 学歴:長野県松本深志高等学校、上智大学文学部卒業
  • 職歴:テレビ朝日社員、介護福祉士

上智大学文学部卒業後テレビ朝日に入社。社会部・政治部の記者として阪神淡路大震災、薬害エイズ事件、在ペルー日本大使公邸人質事件などを取材・番組制作を行った。テレビ朝日を退職し老人ホームで介護スタッフとして勤務し、介護福祉士も取得した。

主な公約・政策主張

花村氏は、現菅谷市政が掲げる「健康寿命延伸都市」の各種施策を引き継ぎ発展させるとし、子育て政策や介護予防に力を入れ、「子どもから高齢者まで、年を取るのが怖くないまちづくりを目指す」と訴えています。

また、人々が互いの多様性を認め合い互いに連携を強めつながり合うことで、誰ひとり取り残されない安心した生活ができる社会を目指したいとし、以下の公約を掲げています。

現在と未来をそうぞう(想像・創造)します

・「女性サポートチーム」を設置します
・医療費の窓口無料化18歳まで引き上げます
・保育士の正規雇用を促進します
・認知症サポーターを増やし予防を推進します
・多様な人達が暮らすコレクティブハウスを整備します

人とまちの豊かさをそうぞう(想像・創造)します

・市内全域の渋滞解消を図ります
・松本ブランドを創出し、売出し強化をします
・官民での「松本にぎわい活性化チーム」を立ち上げます
・中心市街地に新たな生活・文化の場を創出します
・コミュニティバスの充実を図ります

大月 良則(おおつき よしのり)の経歴やプロフィール

  • 名前:大月 良則(おおつき よしのり)
  • 現年齢:59歳
  • 性別:男性
  • 党派:無所属
  • 肩書き:無職、元長野県職員
  • 学歴:長野県松本深志高等学校、早稲田大学法学部卒業
  • 職歴:長野県職員

早稲田大学法学部卒業後、長野県に奉職。長野県職員として社会部障害福祉課長、上伊那地方事務所福祉課長、企画部次世代サポート課長、秘書課長、国際担当部長、健康福祉部長などを歴任した。

主な公約・政策主張

大月氏は、超高齢化社会にさしかかった時期に健康づくりが基軸のまちづくりを始めた現菅谷市政を「先見の明があった」と評価する一方、待機児童と交通渋滞が課題だと語ります。

また、長野県職員としての行政経験を生かし、人口増の活力ある松本の未来を創りたいと語り、その上で「市民がど真ん中、安心して暮らせるまち・松本「健康長寿と経済活性化」」をスローガンに以下の公約を掲げています。

介護・健康づくり
・健康長寿世界一を目指す
・健康経営の促進
・地域で暮らせる医療と介護の体制整備
・介護施設への入所待ちゼロ

地域経済の活性化
・商都松本の活性化
・道路等整備促進により渋滞解消
・国際空港の実現、海外からの観光客誘致30万人

農業・農村の振興
・松本ブランドのトップセールスマンになる
・農家所得の向上
・田園・中山間地の活性化プロジェクト

子育て支援・教育の充実
・18歳までの子どもの医療費ゼロ
・保育園の待機児童ゼロ
・子どもの教育環境の改善

地域社会の充実
・人とひと、地域の絆の再生
・弱者に手の届く行政支援
・市民との連携による「新しい公共」

新時代の市政運営
・市民ファーストの市政運営
・松本グランドデザイン会議の設置
・中核市として、松本平全体の広域連携・産業振興

キャンパスシティ松本(学習都市)
・信州大学、松本大学等と連携し自然体を学びのキャンパスに
・若者の定住、地域での活動支援

芸術文化・スポーツの振興
・芸術文化活動の支援の充実
・松本山雅を核とした地域活性化プロジェクト
・松本城の世界遺産登録の推進

米田 龍二(よねた りゅうじ)の経歴やプロフィール

  • 名前:米田 龍二(よねた りゅうじ)
  • 現年齢:75歳
  • 性別:男性
  • 党派:無所属
  • 肩書き:歴史研究家
  • 学歴:長野県大町高等学校、大阪市立大学大学院、京都大学大学院修了
  • 職歴:講談社社員、東京タイムズ社社員、歴史研究家、フリージャーナリスト

長野県大町高等学校卒業後、複数の私立大学への在籍・退学を繰り返したのち、講談社、東京タイムズ社にて勤務した。その後歴史研究家としての活動を開始し、自由民主党機関誌専属ルポライター、フリージャーナリストとして執筆活動を行う。また大阪市立大学、京都大学にて修士号を取得した。

主な公約・政策主張

米田氏は、市民の声がなかなか市長・市政に届きにくく、健康や医療に力を入れてきたというが特に成果は感じないと菅谷市政を批判しています。

また、歯の浮くようなスローガン、その場限りのマニフェスト、できもしない公約はやめるべきと語り、以下を重要政策としています。

1.「松本城」 行政改革、観光振興

・松本城管理事務所の業務範囲を拡大し、人員(特に専門研究職を置く)、施設の拡充を図る。
・国内留学を含む若手学芸員育成を図るなど「お城学」を研究する機能を付与する。
・市長直属の部署とし管理者は部長職とする。市立博物館との整合性の検討が必要。

2.「江戸町」 中心市街地活性化、観光振興

・「江戸町」造りには早急に着手し、国宝松本城を中心としたまちづくりをしていきたい。
・これは雇用創出にも直結する政策。
・松本城周辺や旧善光寺街道沿いの整備に加え、史跡を生かしたまちづくりを進めている全国の都市を参考にしながら進めていきたい。

3.「職員増」 雇用創出

・公務員の数の削減を言う人は多いが、逆だ。欧米に比べ日本は少ないし、これから進む高齢化社会の実情を世界が注目する中、もっと現業職員は必要。
・賃金を上げ労働時間の適正化を同時に実現すべきだ。
・将来に不安のない安定した職場。「同一労働同一賃金」を「正規・非正規」の区別撤廃と同時並行で実現する。

上條 邦樹(かみじょう くにとし)の経歴やプロフィール

  • 名前:上條 邦樹(かみじょう くにとし)
  • 現年齢:50歳
  • 性別:男性
  • 党派:無所属
  • 肩書き:会社役員
  • 学歴:松本第一高等学校卒業
  • 職歴:都内会社勤務、松本市内音響機器メーカー役員

松本第一高等学校卒業後、東京都内で出版社、不動産業、金融業、飲料メーカーなどでの勤務を経て松本市に帰郷し、松本市内で父が経営する音響機器メーカーの役員を務めている。

主な公約・政策主張

上條氏は、菅谷市政が進めてきた市庁舎現地建て替え新築計画、波田の市立病院移転新築計画、博物館移転新築計画を「箱もの三大公共事業」と批判し、さらに松本波田道路など膨大な予算がかかる事業を白紙に戻すと主張しています。

その上で、待機児童と特別養護老人ホームの入所待ち高齢者の解消を最重要課題ととらえ、以下の重要政策などの公約を掲げています。

1.「待機児童」 子育て支援、少子化対策、教育政策

・松本市では子どもたちが認可保育園に入れずにあふれている。
・施設建設と増床、職員確保をすぐ行い、待機児童・潜在的待機児童・隠れ待機児童を含め全ての待機児童を完全解消。
・出産前健診から高校卒業まで子どもにかかる全ての費用の完全無償化。
・100万円の育児クーポン、10万円の子育て支援金支給。

2.「お年寄り」 医療政策、介護支援、年金政策

・松本市ではお年寄りたちが老人ホームに入れずにあふれている。
・施設建設と人員確保をすぐに行い、待機高齢者を完全解消。
・掛け声だけで成果が全く出ていない菅谷市政の健康寿命延伸都市を刷新して健康寿命を本当に延ばす。
・不必要な予防ワクチンや過剰な検診、投薬などをやめ体に負担のかからない医療を構築。

3.「道路渋滞」 道路網整備、公共交通整備、景気対策

・松本市では至る所で道路の渋滞が発生し身動きが取れない車であふれている。
・右折車線の整備と一方通行道路の再配置、拡幅と延伸の早期完了に着手。
・バス電車公共交通機関を全て無償化。新幹線上田駅と松本駅を結ぶ路線と、村井駅、松本空港、北新(きたにい)
・松本大学前駅を結ぶ環状鉄道を建設。松本空港―成田または羽田空港線の就航。

松本市長選挙の2016年の開票結果(当選者・落選者)や投票率

下記は前回2016年の松本市長選挙の開票結果となります。参考情報としてご確認ください。

結果得票数氏名年齢性別党派新旧主な肩書き
53978菅谷 昭72無所属松本市長
すげのや あきら
35850臥雲 義尚52無所属無職
がうん よしなお
5457鈴木 満雄65無所属一般社団法人信州観光推進協議会専務理事
すずき みつお
告示日:2016年3月6日
投票日:2016年3月13日
定数 / 候補者数:1 / 3
執行理由:任期満了
有権者数:192,211人
投票率:49.89%
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